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浦和実の小野蓮主将
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 第97回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は28日、準決勝2試合が行われる。27日は休養日で、4強入りした各校はそれぞれ打撃練習、ノックなどで調整した。

 浦和実(埼玉)は兵庫県西宮市内の球場で汗を流した。2時間弱の練習時間で、選手たちはストレッチとノック、素振りに取り組んだ。

 「健大高崎、横浜、智弁和歌山。どれも強烈」。辻川正彦監督は4強に残ったほかの3校の印象を語る。いずれも選抜優勝経験がある全国屈指の強豪校が並ぶ中、浦和実は春夏通じて初出場。「今から投手対策をしても打てるようにならない。大事なのは体力を回復させること」と軽めの練習内容にしたという。

 28日の準決勝の相手は智弁和歌山。選手個々の力では相手が上かもしれないが、準々決勝で聖光学院(福島)を破ったことで選手たちは精神面で成長を遂げている。

 小野蓮主将は「自分たちの中に、やれるという雰囲気が出ている」。勢いそのままに、春夏合わせて4度甲子園を制している強敵に挑む。

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